

10月12日、令和4年度北海道市議会議長会道南支部議員研修会が登別グランドホテルにおいて3年ぶりに開催され、室蘭市医師会副会長でスワンネット北海道運営委員長の村下先生より「地域包括ケアには医療介護情報連携システム構築が必要~「スワンネット北海道」の試み~と題してのご講演をお聞きしました。
国では、団塊の世代が75才以上になる2025年を目途に最後まで住み慣れた地域で自分らしく過ごせるよう、住まい・医療・介護・予防・生活支援が一体的に提供される地域包括ケアシステムの構築を目指しているが、そのためには医療機関・薬局・介護などの多職種連携が不可欠であり、医療介護連携システム構築が必要となる。室蘭市医師会で構築した「スワンネット北海道」さらに寄与していく可能性は高いが、住民や、各施設の参加増加が必要であること、また、財政面や人的支援の必要性等の課題も多いことから行政との連携・支援が必要である、というお話でした。
研修会の後は、これも3年ぶりの懇親会が行われ(もちろん感染対策を取って)、各市の名産品を持ち寄っての抽選会などで盛り上がりました。