1月27日、市民会館において室蘭洋上風力関連事業推進協議会(MOPA)主催による室蘭洋上風力フォーラム2022が開催されました。
脱炭素社会を実現のためには、再生可能エネルギーの導入の拡大が不可欠で、国土が狭く山が多い日本では「洋上風力発電」に注目が集まっています。
基調講演、2部構成のパネルディスカッションの中においても、北海道や東北地方は洋上風力の適地が多く、室蘭港は、天然の良港であるとともに強固な岸壁を有していることや鉄鋼やセメントをはじめとする企業の集積、室蘭工業大学もあることなどから洋上風力の基地港となる十分な可能性があるなどの話がありました。
まだまだ課題は多いものの、人口減少が進む室蘭が洋上風力の拠点となることは希望の一つであり、さらにその余剰電力で製造した水素の利活用など大いに期待が膨らみました。