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ごみ処理手数料の適正化 市民説明会 6/28

室蘭市では、来年4月から値上げする方針の一般家庭のごみ処理手数料の適正化についての市民説明会を市内5カ所で行うこととしており、昨日は地元の白鳥台集会所で白鳥台地区の町会長など11名の参加で行われました。

市からは、平成10年(1998年)に有料化として以来初めての値上げとなること、ごみ処理費用が増加していること、ステーションの増加などにより収集作業員の負担が増加していることなどから、ごみ処理・リサイクル事業の在り方検討委員会を設置し協議し、改定案の内容について了承いただいたこと。改定内容は、ごみステーションの再編や曜日によってごみ収集量が違うことから収集日等の効率化などの費用削減を行っても、国の一般廃棄物会計基準に基づき算定すると1リットルあたり4.1円(新たな中間処理施設の整備費用などを含めると6.0円)となり、現行の2円/㍑の倍となることから市民生活に与える影響が大きいこと、現行価格に据え置いた場合は税負担の割合が高くなることや他都市の状況を踏まえ来年4月より3円/㍑にしたいというものです。

参加者からは、費用削減の内容や家庭でのごみ処理機の購入助成の必要性、ごみステーションの再編では、高齢者に配慮が必要などの意見がだされましたが、改定に反対する意見はありませんでした。

今後は、市民説明会等を踏まえた上で9月議会に条例改正案が提出される予定となっています。