4月1日、イタンキ生活館及び市営住宅白鳥台集会所のオープニング式典が行われ、祝辞を述べさせていただきました。
イタンキ生活館は、昭和56年にアイヌの人々や市域の方々の生活環境や社会福祉の増進のため、各種相談事業や地域交流、アイヌ文化の伝承の拠点として利用されてきましたが、老朽化が著しく、この度リニューアルしたもので、新たにアイヌ文化展示室も設置されました。
市営住宅白鳥台集会所は、白鳥台住民のコミュニティの拠点であった白鳥台会館が耐震不足のため解体され、また、市の方針として直営の会館は廃止するとされたため、別の場所にあった市営住宅白鳥台集会所を会館のあった場所に移転新築したものです。今日の集会所完成までには、白鳥台住民の買物の拠点であるショッピングセンターハックのメインテナントの撤退も重なったことや、私自身、議会でも議論してきましたので、感慨深いものがありました。
それぞれの施設とも、地域住民に大切にされ大いに活用されるものと思います。