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フェリー航路維持に向けた申し入れ

5日、青山市長に対して市議会として室蘭港におけるフェリー航路の維持に向けた申し入れを行いました。 

 これは、平成30年6月に10年ぶりに宮古~室蘭間のフェリーが就航し、市民からの期待も大きかったものの貨物輸送の想定以上の低迷により今年4月より室八航路に変更となっていたところ、この度の新型コロナウイルス感染拡大がフェリー業界全体に大きな打撃を及ぼしており、貨物輸送に加え、旅客輸送にも大きな影響をもたらしていることから、市議会としても室八航路も安心できる状況ではないとの認識から、市として更なる取り組みを推進し、室八航路の維持はもとより宮蘭航路の再開につながるような取り組みの申し入れを行ったものです。 

 内容としては、専門職を配置するなど、各種業種に対する幅広い要請活動の実施、旅客の利用促進に向けたPR活動や需要喚起策の実施、国や道に対する財政的支援の要請、船社に対して新造船の投入や発着時間の見直しなどの働きかけ、これらの取組を確実なものとするための官民連携した協力体制の構築としています。 

 青山市長からは、フェリー航路維持に向けフェリー会社とともに行動するが、市独自としても今まで以上に各方面に働きかけていくと話がありましたが、議会としても今後とも市とともに必要な行動をとっていきます。