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北海道防災総合訓練

 サンライフ室蘭で行われた令和2年度北海道防災総合訓練【避難所運営訓練】を見学してきました。

 訓練には、道職員のほか室蘭市をはじめ近隣市町からの職員や議員や連合町会関係者、報道機関など100名以上が参加・見学していました。

 はじめに道職員から避難所を運営するうえで、感染対策の基本となる密集を回避するための人数把握、密接を回避するためのレイアウトの工夫、密閉を回避するための換気の重要性やスタッフの防護、また、感染症が蔓延した状況での災害への備えとして、車中泊のリスクや在宅避難の備え、最悪の事態への備えなどについて説明があり、その後、実際にテントでの避難所受付の方法や車中泊希望者、発熱患者への対応などの訓練が行われました。

 また、体育館には段ボール素材のパーテンション付き簡易ベットが配置されていたほか、断熱材を利用した密閉型のベット、外には災害用コンテナトイレが展示されていました。

 今まさしく令和2年7月豪雨災害により全国各地で被害にあわれた方が避難されてしますが、毎年のように大規模災害が発生する今日、どの自治体においても災害時の避難所開設時における新型コロナ対策も重要なことから、室蘭市でもしっかり取り組みます。