12月に入りました。
令和2年第4回定例会が、1日から始まりました。
議案は、今年度末もって室蘭市東京事務所を廃止する件、来年の12月に開館予定となっている室蘭市環境科学館および図書館についての条例を制定する件など条例10件、西いぶり広域連合規約の一部変更1件、町の区域変更など単行議案3件、一般会計第8号など補正予算4件の合計18件となっています。
予算(案)の主なものとしては、一般会計は2億2,890万9千円でそのほとんどが新型コロナウイルス感染症にかかる緊急対策となっており、「感染拡大防止の取組」として、避難所開設時に必要な資器材整備費(1,942千円)、保育所等の感染防止対策事業費(8,100千円)、傷病者との直接接触機会を減らすための資器材整備費(自動心臓マッサージ器2台 5,779千円)、小中学校の換気対策整備費(14,380千円)、同じく小中学校に加湿器など購入する感染予防対策事業費(11,000千円)など、「事業継続のための緊急的支援」として、午後10時を超えて営業している飲食店等で前年同比30%以上減少している事業所に20万円を上限に給付する特定飲食店等経営維持臨時給付金(67,100千円)、道南バスがバスの運行状況や待ち時間の短縮などを目的に導入する「バスロケーションシステム」へ支援する公共交通利便性向上推進事業費(20,140千円)、タクシー事業者とバス事業者が協働で発行するプレミアム付交通チケットへ補助する公共交通事業継続支援補助金(31,100千円)などとなっています。
また、病院企業会計では、麻酔科医2名の退職により休止していた救急受け入れや緊急手術の対応を早期に再開させるため、民間法人社団と医師の紹介契約を締結し11月4日から医師の派遣が開始となり非常事態は回避できましたが、この医師確保に係る報償費の増額(58,138千円)の補正予算が提出されています。
日程としては、
1日 本会議
4.7.8日 質疑・一般質問、
9日 総務常任委員会
10日 民生常任委員会
11日 経済建設常任委員会
14日 予算審査特別委員会
15日 議会運営委員会
16日 本会議
となっています。
わが会派、市民ネット・むろらんからは、佐藤議員、児玉議員、滝口議員の3名が一般質問をすることになっております。
さて、秋から冬になり拡大が懸念されていた新型コロナウイルス感染症については、やはり北海道から感染者数の増加が始まり、今や全国で拡大傾向が止まらない状況となっています。政府肝いりで始まったGOTOトラベルも札幌や大阪を目的地とするものを休止や発着においても自粛など、事業の見直しが行われています。アメリカやイギリスでは、ワクチンの接種も始まるとの報道もありますが、日本においてはまだ先の話であり、その効果や副反応についても注視しなければなりません。
今年も残り1ヶ月となりました。新型コロナの影響により例年とは違う年末年始になりますが、皆様におかれましては、マスク・手洗いの励行、3密を避けるなどで「感染しない・させない」を心がけてお過ごしください。本市も課題が⼭積していますが、私も with コロナ、アフターコロナの時代を⾒据 え、室蘭市をさらに元気にするために今後も頑張ってまいります。